#59)これからどんな働き方に変わるの?厚生労働省発表!「働き方の未来2035 報告書」を要点だけまとめてみた


FROM:小松一樹

2035年、あなたは何歳でしょうか?
(私は49歳、カッコイイ親父を目指したいものです、、、)

あなたが20代の人であれば2035年は大体40代でしょう。
20年後の未来は今、時代の流れが凄く早いので予測してもあまり当てにならないことが多いかもしれません。しかし、現状から考えてもその予測は早かれ遅かれ現実のものになってくると思います。

最近では、働き方に注目が集まりだして様々な角度から話題が出てますよね。
労働問題や雇用の在り方、育児、家庭と仕事の両立のワークライフバランスなんかはよく聞くと思います。

先日、厚生労働省が国民が少しずつ関心を持ち始めている働き方への報告書を発表しました。
あくまで現状を踏まえた予測ですが今回この報告書の内容を要点だけまとめました。(全部読むのは余程の真面目くんじゃないと辛いですからね…)

※前編と後編の2部構成です。

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目次

1、時間や空間に縛られない働き方へ

2、時間への対価よりも成果への対価へ

3、「働く」ことの定義、意義が大きく変わる

4、ルパン3世のような働き方へ

5、正社員と非正規社員の区別がなくなる

1、時間や空間に縛られない働き方へ

AIを中心としたこの大きな技術革新は、今後の経済の構造を、急速かつ大きく変える。
技術革新は、働く場所に関する物理的な制約がなくなり、多くの仕事がいつでもどこでもできるようになる。

本文引用

 毎日朝の交通渋滞に巻き込まれたり、満員電車に乗らなくても今では会社に出社しないでも在宅で働く働き方が段々と出てきていますよね。

例えば会議にしても、昔は地方から本社に集合してみんなで会議をしていました。でも今はSkypeなどのツールを使ってわざわざ時間とお金を使って集合しなくても会議を進められるようになりましたよね。それは国内だけでなく、海外との繋がりも簡単にしました。

2012年頃からだったと思いますが、「ノマドワーカー」という働き方を知ったのを覚えています。ノマドワーカーの代表例といえば情熱大陸でも取り上げられた「安藤美冬」さんですが、場所や時間に囚われず、インターネットを活用していつでもどこでも仕事が出来る働き方が登場しました。

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これから技術革新によってより特定の人だけでなく、多くの人が時間や空間に縛られない働き方が出来るようになるのかもしれません。

2、時間への対価よりも成果への対価へ

これまでは時間に対する対価の制度でした。

前職の場合でしたが、残業をせずに帰宅する人は会社側でチェックされ、賞与の評価に影響したり、残業をたくさんして残る人は会社に貢献していると見なされ、評価が高かったりしていました。(場合によっては残業しない人を軽くハブる、、、なんて文化も存在してました)

時間に対して対価を払うという制度は無くならないと思いますが、間違いなく年功序列は少なくなっていき、能力のある・結果が出せる優秀な人材への評価制度に変わっていくことは間違いありません。

もちろん、そうなると何も出来ない人材の採用や仕事の出来ない人の採用を企業側がしなくなってくるので、即戦力となる人材や実績を持った人を採用する流れになるかもしれません。
単純労働は賃金が低いままで、能力や実績を持った人間は不自由しない生活が出来るという労働格差がドンドン開くかもしれませんね。

つまり、働いた「時間」だけで報酬を決めるのではない、成果による評価が一段と重要になります。

そう考えた時にあなたはどのような対策を考え、行動しますか?

3、「働く」ことの定義、意義が大きく変わる

2035年には、「働く」という活動が、単にお金を得るためでは無く、社会への貢献や、周りの人との助け合いや地域との共生、自己の充実感など、多様な目的を持って行動することも包摂する社会になっている。
誰かを働かせる、誰かに働かされるという関係では無く、共に支え合い、それぞれが自分の得意なことを発揮でき、生き生きとした活動ができる、どんな人でも活躍の場がある社会を創っていくことになる。自立した個人が自律的に多様なスタイルで「働く」ことが求められる。
つまり、「働く」ことの定義、意義が大きく変わる。

本文引用

もし、この「働き方」が実現したら日本は働きやすい国に変わるのかもしれません。
自分の得意なことでお金を稼げて、自分の社会での存在価値を実感出来れば楽しいと思います。
それはライスワークを減らすことにもなるし、ライフワークで生き毎日が楽しい人が増えるでしょう。

4、ルパン3世のような働き方へ

あなたも一度はルパン3世を見たことがあると思います。
ルパン・次元・五ェ門・不二子の4人が何かのmissionの時にだけどこからともなく集合してみんなでお互いの利益を取りつつもmissionクリアを目指すという話です。

これからの時代はこの働き方が当たり前になってくると個人的に思います。
何かのPROJECTが発足した時に、それぞれで必要な人材が社内だけでなく外部からも召集され、mission達成を目指したり、パラレルキャリアを実践している者同士がお互いの強みを掛け合わせ、足りない部分を補っているくれる人材を確保して「働く」という流れになるかもしれません。

それはこの報告書でもまとめられていました。

2035年の企業は、極端に言えば、ミッションや目的が明確なプロジェクトの塊となり、多くの人は、プロジェクト期間内はその企業に所属するが、プロジェクトが終了すると共に、別の企業に所属するという形で、人が事業内容の変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する形になっていく。その結果、企業組織の内と外との垣根は曖昧になり、企業組織が人を抱え込む「正社員」のようなスタイルは変化を迫られる。

本文引用

4、正社員と非正規社員の区別がなくなる

もし、上記のように人が柔軟に対応していく「働き方」になっていくとしたら、企業に所属する期間の長短や雇用保障の有無等によって「正社員」や「非正規社員」の区別に意味を持たなくなってくるのかもしれません。

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※出典http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/06/equal-pay-for-equal-jobs_n_9630804.html

日本はまだまだ年功序列で長く働いた人が恩恵を受けやすい社会です。
それは裏を返すと何もせずに窓際でのんびり生き残った人にも恩恵を受けることが出来るということです。

企業で囲い込む「正社員」という考え方よりも企業でも結果を残し、企業外でも何かの結果をもたらし相乗的に所属している企業にプラスをもたらすような人材(本来それがパラレルキャリアです)が重要視される時代になり、上記の対価の矛先が変わると確実に正社員と非正規社員の垣根がなくなり、賃金格差も埋まってくると思います。

しかし、何も行動しなければドンドン働きにくくなってくることは間違いないということです。
そこの部分はいい意味での競争社会になっていくのかもしれません。

どんな「働き方」が理想なのか?そして自分のやりたいことは何なのか?それを手に入れるためには社会の流れを考慮してどんな能力や実績・自分を磨くのか?
学生が真剣に考え、ドンドン能力をつけて社会に出てくる下からの脅威を否定できない今、全ての社会人は真剣に考えるべきなのかもしれません。

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1986年06月30日生まれ。静岡県御殿場市出身。 8年間の会社人間生活(社畜)と転職5回、受ける会社は90%内定獲得の経験を活かして会社員を軸足に転職支援やパラレルキャリア支援の仕事をしています。 枠を取っ払い常識に革命を起こすという理念を掲げ、「家でも会社でもない第3の場所があれば人生は劇的に楽しくなる」という考え方の元「働き方」に関する活動をしています。 車のことが引くぐらい好き。

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